FAKE
Lyrics:鳩正義
魅惑のFAKE この俺様がPUNK
毎晩ハイジャック 快感ノーパンパイパン
ついつい付いた格の違い マジきちー気狂いの御用達
てか皆殺し 怖いもん無し これで用済み そして孤独死
来いよ玉無し 文無し ろくでなしどもよ
「俺の世界はついさっき壊れたよ……」
FAKE 全部全部只のFAKE
見え透いてんだよ つまんね
常識なんてDamn it 上昇気流に乗れ リキより飛べ 酔え
メッキはバレバレ 笑え お前は何者でもねえ
でもね
流れ変えるぜ待たせたなサーセン
哀れな羊に捧げるアーメン
イカれた国 正義 魂 象徴 ヒーロー登場 我らがGhetto
暖めて傷を KISSを 冷めてしまわぬよう
I'm Getting Paranoid, Paralyzed.
抱きしめてILLに KILL ME 醒めない悪夢を
But I Don't Give A Shit, Motherfxxker.
LOOK 見渡す限り荒野 魅惑のFAKEに騙された亡者
SUCK 嘘で塗り固めたんだ 上手いフェラチオにウンザリしたんだ
LOOK もう何も見たくない 網膜に張り付いた愛想笑い
SUCK 皆どこで学んだ 置いてけぼりは俺とお前だけだ
暖めて傷を KISSを 冷めてしまわぬよう
抱きしめてILLに KILL ME 醒めない悪夢を
挫けそうなときは ここにおいで
俺が笑わせてあげるよ
何もかもが 偽りでも
触れて確かめればいいよ
な・ん・て
FAKE 全部全部只のFAKE
また騙されたね
見え透いてんだよ FAKE
I Don't Give A Shit, Motherfxxker.
C&P
Lyrics:鳩正義
嗚呼 犬のように腰を振って 吠えてみるのも悪くはないか
分からないな いつもいつも お前らの言うことが
まともに生きられると 勘違いしてました
正直人生チョロいなと 勘違いしてたんだ・よ・ね!
嗚呼 綺麗な嘘 切り貼りして 無実のフリをして生きている
在り来たりの日々を僕は 強く抱きしめました
日常で死んだ 悲しい獣
夕暮れ/サイレン/柔らかな水
冷たいナイフ 優しい愛撫
夕暮れ/サイレン/柔らかな水
夢、雨、傘、泥
土、海、鳥、向日葵
暗がり、遮断機
値引きのアンパン
嗚呼 犬のように腰を振って 吠えてみるのも悪くはないさ
在り来たりの日々を僕は 自ら上書きした・ね!
SAVE
Lyrics:鳩正義
夜明け告げる 天使のラッパ
世界樹の下君は眠る
神様はもう この箱庭に
飽きて見捨てたのだろうね
兵隊たちが 無実の人の
首を掲げて 声高に言う
敵は鬼だと 人でなしだと
殺してしまえ それが正義と
ぞーろぞろと 魔女狩り達は
ぱらいぞ目指し身を投げる
燃え尽きてゆく 脆弱な羽根
私たちはまるでカゲロウ
救いを求め 擦り合わせても
どうせいつかは 嫌われるから
心の奥に あるのはいつも
怒りと涙 怒りと涙
奪い合っては 幸せなふり
騙し合っては 後悔したり
誓い合っては 破ってばかり
それがどうやら 人間らしい
洞窟の中 雨音の中
風の中 深海の中
君のこと 抱きしめていた
救えないから ずっと
ごめんね ごめんね ごめんね
夢を見たよ 争いもなく
海辺で君が笑ってた
グリーンハイム。
Lyrics:海野乖離。
グリーンハイムにいってきます
ツツジ咲き誇る丘
私が自由になれる場所
雨の中に再会の手段などない
私がピアノを弾くと知って
小さな赤い傘の下から声がする
花の名前が付いた曲は弾けるかと
何やら凄んで来るのだ
既に子供らの戦争は始まっている
腹を立てた私は弾けると答えた
なら今度弾いてみろと赤い傘が云う
互いの傘の間に名前はなく
最早再会の手段などない
いいよ、と答えた
職員玄関には無数の金魚
今日は顔がよく見えない
『あいつの名前は無くていい』と報告した
大人に放課後魔法の言葉
『グリーンハイムに行ってきます』
ツツジ咲き誇る丘
私が自由になれる場所
本日1名
身体が熱い日は見せしめの日
兎髪の少女がやって来る
連絡帳を取りにやって来る
ドアを細く開けて縦に割れた彼女に渡す
早く閉めてしまおう...とすると
ドアは力ずくで大きく開かれた
クスクスと兎髪が態とらしく揺れる
寝間着姿の私
ドアは満足そうにカチャリと閉まった
あぁ、そうか...だからドアを...
熱は下がっていないが
溜飲は下げる必要がある
早速金魚に報告
『あいつの名前は無くていい
アレは少女ではない
ドアの向こうにはニンゲンがいた』
本日1名
翌朝金魚が黴て死んでいた
私の所為じゃない
白くてふわふわしていた
目だけこっち見てた
今日も云おう
『グリーンハイムに行ってきます』
本日1名
本日1名
本日1名
ツツジ咲き誇る丘
私が自由になれる場所
名前を埋葬する為の丘
親指泣かせずひた隠し
人差し指差す名前の墓場
知る由もない中指の腹の中
傷付く小指へ薬になる指
手向けてツツジ咲き誇る丘
日時計回り背も影も伸びた
手向けた名前咲き誇る丘
埋めて終いにゃ
芽吹いて消えなくなる
何人の名前を埋めただろう
何人に名前を埋められただろう
母さん、癖が抜けないんです
名札を付ける癖が抜けないんです
服の上では飽き足らず、
指先の肉に名札を付ける癖が抜けないんです
ごめんなさい、グリーンハイムではいつもそうしてるんです
じゃないと名前なくなっちゃうんです
ピアノも弾かなくなった
熱も下がらなくなった
もう金魚も眺めなくなった
でもニンゲンだけが見える様になった
グリーンハイムに行ってきます。